🏊着衣水泳🏊
24日(木)に着衣のまま水に落ちた場合の対応の仕方について体験すること,緊急時に対応する技能や心構えを養うことを目的として,5・6年生が着衣水泳を行いました。水難事故の大部分は海や川などの自然の場所で起こることが多く,プールでの事故死は1%程度です。着衣状態での溺死が70%以上を占めているため,着衣で泳ぐことの困難さが分かります。
児童らは,着衣のまま水に入ることで,服が重たくなって動きにくくなることや体にはりついてしまうことなどを感じることができました。次に,グループで体を補助しながら浮く練習をしたり,ペットボトルやビニル袋を抱えての1人背浮きに挑戦したりしました。水の中に沈んでしまうという恐怖感もあったようですが,体を支えてもらいながらの練習を繰り返すことで少しずつ浮く感覚をつかみ,1人でプカプカと浮くことができる児童があちこち見られました。
今回の体験を通して,自分の命を守る術が少しでも身に付くことを期待しています。