自然塾訪問授業
1日(金)に富良野自然塾より岸上 夏樹 様を講師にお招きし,3・4年生が「環境教室」を行いました。
『環境問題』をテーマとした学習が進められました。「環境とは何か?」と問われても言葉にできない児童らは,実際に手を広げて様々な角度から身の回りをイメージすることで,自分に関わる全てのものが環境であるということを学びました。そこから,わたしたちが生きていくために必要なものは何かを個人やグループワークを通して考えました。3年生は個人で「食料・水・空気・電気・冷蔵庫・扇風機・ベッド・カーテン・ゲーム」と考え,そこから「食料・水・空気・電気・冷蔵庫」の5つに絞りました。4年生は個人で「食料・水・服・空気・植物・毛布・サッカーボール」と考え,そこから「食料・水・空気・服・植物」の5つに絞りました。
生きるために必要なものは自分たちで全てつくり出すことができず,自然からいただいて生活しています。そのため,生きるためには「空気・水・植物・土・微生物」の5つが必要なものであり,常に循環できるものでなければいけないということを学びました。地球の循環システムが壊れてしまうと困るのは自分たちであることを知った児童らが,地球上で起こっている環境問題について考えるきっかけとなり,自分たちから何かしらのアクションを起こしてくれることを願っています。