富良野自然塾体験教室

 4日(月)にNPO法人 C・C・C富良野自然塾の熊耳 宏之 様を講師として,5・6年生が『富良野自然塾体験教室』に参加してきました。これは「地球環境や自然を考える上で必要な視点を身に付け,環境意識の向上を図ること」をねらいとした活動です。児童らは5つのプログラムを体験してきました。

①「緑の教室」

 人間が生きていられることは葉から出る酸素や水があるおかげです。自然の音や風を感じながら,森が人類に必要不可欠であることを学びました。

②「裸足の道」

 目隠しをして様々な素材の上を歩きました。視覚を閉ざされたことによって他の感覚が敏感になり,いつも以上に体の痛みを感じたり,音が聞こえたりと,五感を研ぎ澄ませながらの体験となりました。

③「石の地球」

 地球が『奇跡の星』と呼ばれる所以などを,直径1mの地球のオブジェを使いながらわかりやすく解説していただきました。

④「地球の道」

 地球の歴史46億年の時を,460mの距離に置き換えて作った道を歩きました。講師の解説を聞きながら歩き,現在に至る地球の壮大なドラマを体感することができました。

⑤植樹

 ゴルフ場の芝を剥がした土壌は樹木が育つには過酷な条件です。固い地面を掘り起こして植樹し,森の再生作業を体験しました。

 5つの体験プログラムを通して,地球環境や自然について考えるだけでなく,向き合うというきっかけにつながったことと思います。