プロから学ぶ演劇指導

 16日(月)に「学芸会で発表する『劇』の役作りについて,演劇活動を通してよりよい表現方法について考え,伝え方を学ぶこと」をねらいとした学校教育コミュニケーション教育推進事業が行われました。当日は,演劇工場 富良野GROUPの久保 隆徳 様,東 誠一郎 様,栗栖 綾濃 様の3名を講師にお招きし,演劇指導をしていただきました。

 今回は劇の前半部分を見ていただきました。講師からは「場面の状況や様子を想像しながら演じること」「人物の設定に合わせた動きの工夫をすること」「1つ1つのセリフを丁寧に伝えること」など,表現のしかたに関わる助言をたくさんいただきました。さっそくそれらを取り入れた芝居に,講師からも「上手だね!」「今のいい!」とお褒めのお言葉をいただき,表現のしかたに自信をつけることもできました。また,立ち位置や見せ方の工夫を加えることで,舞台上を大きく使えるようにもなってきました。児童らは,表現力をぐんと高めることができる1時間となりました。

 来週23日(月)には,2回目の演技指導があります。今回の演技後に行った児童の自己採点は40~90点でしたので,次回はさらに自己評価が上がるよう練習を行っていきます。1回1回の練習にしっかりと気持ちを込め,「大満足の演技ができた!」という実感をもつことができるよう,日々の積み重ねを大切にしていきます。